東洋蘭　　レポート

H23年11月16日 水曜日 寒蘭・春蘭柄物展示会 富山県愛蘭会恒例の寒蘭と柄物春蘭の展示大会の御案内です。 今度の日曜日（１１月２０日）、富山市の北山ナーセリーで開催されます。 時間は午前１０時から午後４時まで、１日だけの開催となります。当日は、会員の余剰株の即売コーナーも設けられます。デジ画は昨年の会場風景です。     富山県愛蘭会の展示会皆出席であった蘭翁ですが、止ん事無き事情でこの日は県外に移動中であります。残念ながら会場で皆様とお会いすることは出来ません。悪しからずご承知おき下さいませ。 H23年10月17日 月曜日 �刮ﾊ（サクカ）　�@ 花が咲いて蜂などの虫が訪れると受粉（虫媒）して実がなります。気がつくと風蘭や長生蘭の鉢に蘭の実がポロポロ付いています。そう言えば、今年は殺虫消毒をサボっていたなあと気がつきました。日頃から蘭を薬漬けにはしたくありませんので必要最小限の薬品使用に努めていますが、特に今年は少なかった･･･。そんなわけで虫さんにとって今年の蘭翁蘭舎は安全地帯だったという訳なんでしょう。っで、難しい語句をテーマにしましたが、生物学的にこの種子を包む実つまり果実の分類はなかなか複雑であります。�@形態学的分類、�A果皮の性質による分類、�B果皮が裂けるか否かによる分類、�C形態による分類など主な分類の仕方を列挙するだけでもチンプンカンプン・・・なのです。続く H23年10月1日 土曜日 ご挨拶 春の展示会の前日に起きた東北大震災、半年以上打ちのめされたような気持ちで過ごしてきました。震災の翌日には展示会場で義援金の募集をし、一ヶ月後には町内の義援金20数万円を依託することもできましたが、遠く離れていてこんなことしかできない自分を歯がゆく思いました。蘭の連合会でも東北の連合会に支援をしました。被災者の方々にエールを送る取り組みはいろんなところに広がっています。合唱界では「歌おうNIPPONプロジェクト」なる事業なども立ち上がっています。 　蘭翁のＨＰは趣味領域の世界で遊ぶものでありますので訳もなく更新を控えてきました。 　しかし、全国あちこちの蘭友から安否を尋ねられることになり、これではかえってマズイ･･と感じ始めておりましたところ、ようやく総理大臣も今までよりはまともな方（父親が富山県出身）に変わりましたことでもあり、復興へのテンポもこれまでよりはあがることが期待できそうなのでユルユルと更新を再開いたしたく思っております。 H23年4月29日 金曜日 九華展 東洋蘭展示大会の準備が終わった3月11日の午後にあの忌まわしい東日本大震災が起こりました。蘭を展示し終わった会場が大きく揺れました。生憎テレビがない会場でしたので携帯電話のワンセグ画像で津波の被害甚大なるを知りました。翌日は元気のでない展示大会となりました。せめてもの慰めは、会場に急遽設置した義援金箱に来場者の方もご協力くださったことでした。富山県愛蘭会の義援金募集は多分、全国でももっとも速い企画の一つだったのではと思っています。ショックが大きかったのと町内ご近所で葬儀が相次いだのが重なり、ＨＰもブログも更新出来ず色々とご心配をお掛けいたしました。九華、今年は開花に至らない鉢が多くあります。３日前に撮影した解佩梅です。展示会場ではチャンと開花していることでしょう。九華展示会は５月１日、富山市北山ナーセリー（昨年と同じ会場）です。高速富山インターから直ぐです。 H23年2月20日 日曜日 半世紀を超える道のり 富山県愛蘭会の「第５２回東洋蘭展示大会」のポスターが仕上がってきました。今までとはチョット違うデザインです。昨年の５１回大会の入賞作品から４点、写真が掲載されています。   それにしても第５２回というのも凄い数字です。上部団体である全国日本春蘭連合会の展示大会は第４０回ですから一回り長いことになります。   今年は、３月第２週の順番と言うことで例年に較べて遅い開会となりますが、寒さが厳しかった分、ちょうど良いのかも知れません。展示会まで２０日間、本日からいよいよ開花調整に入ります。今年は上手くいくかな〜？ H23年2月15日 火曜日 幕開け宣言 年末から降り出した今冬の雪、「寒の内」の間降り続き、久しぶりに１メートルを超えました。やっと節分になって一段落、如月の陽射しはありがたいものでビックリする勢いで雪が溶け出しました。それでも蘭舎は雪に埋まった状態です。そんな中、春蘭はそろそろ冬季の休眠から目を覚ます時期です。今年の花付きはあまり良くありませんが、今春の「幕開け宣言」です。レポートも月刊から週刊にカムバックです・・・・。 H23年1月9日 日曜日 杭州寒蘭　開花 初春のお慶びを申し上げます。　平成23年元旦　蘭翁   　寒の入りに合わせるように「杭州寒蘭」がほころびました。   　今年も穏やかで平和な日々でありますように祈ります。 　勿論、ただ祈るだけではなく日本人の一人として揺るぎない自覚と信念を持ち、責任を果たす所存、老いたりと言えどもますます意気軒昂です。 　本年も何卒宜しくお願いを申し上げます。